根ぐされのその果てに

戯れ言、呟き、そんな感じ。

同じ朝

暗闇の中で煙草を吸っている。
やけにダウナーで、
薬なんて今日に限ってはフリスクだった。

やさしくなれるうたを聴いている。

心安らぐ事は無い。
あの日、5年前から人間に失望したのに、
またしがみつこうとしている、つまりはじたばたもがいているんだ。

誰だよ、明日はきっと楽しいよなんて言って無責任に俺の背中を押した奴は。

つまりは希望観測だろう?

常に最低の状況を想定して息してる。
今も最低だけど。

俺は俺自身を欺いた。
理由はわからない、何故だったのかは。
そうした方が生きやすかったからか?

自問自答なんて72時間しても答えは出ない。
何故なら何も動いていないから。

でもさ、どう動く?
考えて見たけど駒はかなり限られてる。
見えないものと自分自身に縛られて
ここから動けないなんてさ、
ただの言い訳に過ぎないんだろう。

来る日も来る日も、自分の中の何かが燃え尽きて朽ちるのを待っているのか、

寝たい、というより睡眠中は何も考えないから、
早く意識レベルが落ちないかと、切望する朝。

実に平和なんだよ。