根ぐされのその果てに

戯れ言、呟き、そんな感じ。

ループする

同じ夜。豆電球の下、
気怠いままセブンスターの煙を吐き出す。

そう、帰ってきてくたびれて、
ベッドに横たわったが、
何だか胸がモヤモヤするんだよ。

中途半端な記憶に悩まされて、
パズルの欠片を探して、でもそれは当てはまらなかった。

夜になると悲観的になるから、
夜をぶっ飛ばす位に意識を失い眠っていたい。

ギリ、生きていた。
それを知っている人は何の因果かいなかった。
たったそれだけの話。
至極単純、それだけなのに。