2016-09-21 ループする 同じ夜。豆電球の下、 気怠いままセブンスターの煙を吐き出す。そう、帰ってきてくたびれて、 ベッドに横たわったが、 何だか胸がモヤモヤするんだよ。中途半端な記憶に悩まされて、 パズルの欠片を探して、でもそれは当てはまらなかった。夜になると悲観的になるから、 夜をぶっ飛ばす位に意識を失い眠っていたい。ギリ、生きていた。 それを知っている人は何の因果かいなかった。 たったそれだけの話。 至極単純、それだけなのに。