根ぐされのその果てに

戯れ言、呟き、そんな感じ。

眠くもないのに

やることもない、絡む人もいない夜は早く寝たいと思い、眠くもないのに薬で寝ようとしてる。
昼もそうだ、昼寝は寝逃げだった。

何か気が遠くなる。
そしてふて腐れる。

ここから何処か違うところに行きたいんだ。
きっと行ってしまったらすぐ帰りたくなるだろうけど。

ああ、吐きそうだ。

鈍痛

慢性的な気分の疲弊は、
俺を深く悩ませる。

言わないんじゃない、選べないよ。
言う相手がいない。

殺伐とした鋸みたいなguitarの音を聴き、
やるせなさを誤魔化してさ。

ただ、思うのは、
選べないまま年齢を重ねてしまった。

言い訳だろう?
幾夜寝逃げした?

解ってる。

悪友が亡くなって何年経っただろうか?
たまに寂しくなるよ。
思い返す時、そいつが最後に家に来た時飲まずに置いていったワインがある。

俺はそれを開けない。
開ける事は無いだろう。

補完は出来ないが別の悪友が愛知から帰ってきた。
パラサイトニートな彼女のお陰で無気力になった彼は、時給1550円の仕事を見つけ岩見沢に行った。

ただ彼には車はあるから、
たまに会えるでしょう。


いつか恐れていた向こう側へ、
引力にひかれるように向かっている気がする。


空っぽだよ、ずっとずっと前からね。
解ってるけど埋まらないんだ。

ループする

同じ夜。豆電球の下、
気怠いままセブンスターの煙を吐き出す。

そう、帰ってきてくたびれて、
ベッドに横たわったが、
何だか胸がモヤモヤするんだよ。

中途半端な記憶に悩まされて、
パズルの欠片を探して、でもそれは当てはまらなかった。

夜になると悲観的になるから、
夜をぶっ飛ばす位に意識を失い眠っていたい。

ギリ、生きていた。
それを知っている人は何の因果かいなかった。
たったそれだけの話。
至極単純、それだけなのに。

同じ朝

暗闇の中で煙草を吸っている。
やけにダウナーで、
薬なんて今日に限ってはフリスクだった。

やさしくなれるうたを聴いている。

心安らぐ事は無い。
あの日、5年前から人間に失望したのに、
またしがみつこうとしている、つまりはじたばたもがいているんだ。

誰だよ、明日はきっと楽しいよなんて言って無責任に俺の背中を押した奴は。

つまりは希望観測だろう?

常に最低の状況を想定して息してる。
今も最低だけど。

俺は俺自身を欺いた。
理由はわからない、何故だったのかは。
そうした方が生きやすかったからか?

自問自答なんて72時間しても答えは出ない。
何故なら何も動いていないから。

でもさ、どう動く?
考えて見たけど駒はかなり限られてる。
見えないものと自分自身に縛られて
ここから動けないなんてさ、
ただの言い訳に過ぎないんだろう。

来る日も来る日も、自分の中の何かが燃え尽きて朽ちるのを待っているのか、

寝たい、というより睡眠中は何も考えないから、
早く意識レベルが落ちないかと、切望する朝。

実に平和なんだよ。

うたた寝

夕方に意識レベルが勝手に落ちて俺はシャットダウンになっていた。

いつでも存在は空気。
気付かれないからね。
気付かれるような活動もしていない。

戻れないよ、過ぎ去った時代には。
俺は確かに何年も他者を受け入れず閉ざしたけど、

結果、
何も生まれなかった。

心が温かくなる事は無い。

だから自暴自棄になるんだよ。

ただ、退廃的なんだろう。

痛みを流せないまま、コトバを発っせないまま、
今日も呼吸していた。

惰性で回る世界と惰性で生きる俺がいる。

今日も息してる

曖昧な意識の中で、過去をふりかえる。
卑怯な事で、都合のいい事だけ。

でもさ、いつからか置き去りになっちまった。
友達たちとは散り散りになっていった。
誤解や自業自得。

惰性で生きて、明日を望んじゃいないが、
今すぐ首を括るか?と、問われたらNO。

今日は何もない一日でした。
なんて小学生の夏休みの日記帳みたいな毎日。

さあ、陽はまたのぼるよ?
目覚まし時計で起こされて、
歯を磨き髭を剃り洗顔をしろ。
そしてトーストでも食べるんだ。
急いで家から飛び出せ、遅刻するから。
そしてラッシュの電車の中で靴を踏まれるんだ。

ただ、俺はそれを望まなかった。